※ マルチ・スレッド・アンローダー及びMulti-threaded Unloaderは株式会社プラムシックスの登録商標です。
Oracle Database サーバが抱える過剰な作業負荷を減らして他のサーバへ肩代わりさせる事を可能にするミドルウエアです。
<特長>
コミット不要なデータ処理は MTU Advance が動く 他のサーバへどんどん肩代わりさせましょう。こうすることでシステム全体の負荷バランスがフラットになり、ロー・コストなストレージ装置が使える為領域のやりくりが今までよりも楽になります。
結果的に夜間バッチ処理の突き抜けや、領域不足による計画外停止等の課題解決に寄与します。
Oracle Database といえば RDBMS、リレーショナルといえば SQL
- SQLはデータ加工(抽出、集計、連結、関数修飾、ソート)が自由自在、しかし…
RDBMSはトランザクションを成立させるために多くのコンピュータ資源をいけにえにする
- 原子性、一貫性、独立性、永続性
- SQLを使うから上記四特性が勝手におまけで付いてくる
- EUCで欲しいと思う情報に一貫性以外は過剰品質
SQLを使わなければ資源を余計に消費しない
節約しながらSQLと同じことが出来る方法はあるの?
関係代数演算を処理するプログラム・コンポーネントの集合です。
MTU部分に関するご説明はこちらをご覧ください。
実際の売上集計業務への事例では、10時間にも及ぶ販売データと複数のマスタデータの結合バッチ処理をたった40分まで短縮しました。
開発・メンテナンスの費用を大幅削減!
文字列・数値・日時など、データの種類に応じた便利な関数がたくさん用意されておりますので、コマンドベースでもきめの細かいデータ加工処理を実現可能です。
※SQL文に相当する処理が実現可能、RDBに慣れた方にも容易にご利用いただけます。
PL/SQLは並列処理ができません。 一方MTU Advanceはマシンが提供する並列処理機能を制限なく使用する事が可能です。
PL/SQLはプログラミング言語です。 コマンドベースで利用可能なMTU Advanceは開発コストと時間の削減に貢献します。
リソース集約的な処理をDBとは異なるサーバで実行することで、DBサーバへの負荷を最小限に抑えられます。
PL/SQLはサーバプロセスで実行される為、サーバプロセスから見えるファイルシステムのみに出力先が限定されます。
MTU Advanceの4つの基本機能 [抽出] [連結] [集計] [ソート] と、柔軟なデータ加工を実現する [統合コマンド] と [仮想項目機能] をご紹介します。
指定条件に一致するデータを抽出し、結果をデータファイルに出力します。
また、1回の抽出処理で複数の異なる条件を指定し、結果を別々に出力できます。
抽出時、以下の機能が有効です。
指定した連結条件に合わせて結合・編集し、結果をデータファイルに出力します。例えば、日々の業務で発生する更新履歴などのジャーナルデータと、顧客マスタ・商品マスタなど、複数のマスタデータを一度に連結できます。
◆ INNER JOIN, LEFT OUTER JOIN, FULL OUTER JOIN に対応
連結時、以下の機能が有効です。
指定した軸(グループキー)に従って集計し、結果をデータファイルに出力します。 一時ファイルを使用することで、マシンの実装メモリが少ない場合でも大量データを集計できます。
◆ グループキーは階層的に複数の項目を指定できます。
集計時、以下の機能が有効です。
指定した軸(ソートキー)に従って並び替え、結果をファイル出力します。
また、ソートキーを使った仕分け処理も可能です。
ソート時、以下の機能が有効です。
必要な機能(抽出・連結・集計・ソート)をまとめて実行できます。 処理の定義は一つのファイルに集約します。
データの値を設定した条件に基づいて別の値に変換した上で処理できます。 この機能を使用することで、より多角的な切り口でのデータ加工が可能となります。
分野 | 具体例 |
---|---|
期間業務 | OLTPの補完的役割(即時性は要求されないが大量データに対してアドホック*な問い合わせを繰り返す) |
EUC | データマート、分析(予実対比、パレート分析、ヒストグラム等)資料作成 |
セキュリティ | 個人情報のマスキング処理 監査証跡から特定悪性イベントの検出 |
データ移行 | データ・クレンジング、異機種間移動などダンプ・ユーティリティーを適用できない加工処理を含むデータ移行 |
人的エラーやバグによるデータ消失からトランザクションを保護 ストレージ装置の費用負担軽減 |
*アドホック=ad hoc, その場限りの、使い捨てといった意味。
ビッグデータの時代を迎え、日々大量データを扱う大手企業様や団体様を中心に広くご活用いただいております
63 社 295 ライセンス
※2020年1月時点、MTUとMTU Advanceの実績合計