当ページでは、MTU Advanceのユーザー企業様におけるご活用の例として「ジョブ管理ツールを使用した帳票作成自動化の例(EUC)」についてご紹介いたします。MTU Advanceは業務システム上の大量データをスピーディに処理し、対象のソフトウェアである帳票作成ツールへと供給、一連のジョブを制御するのはジョブ管理ツール(運用管理ツール)です。
*1 ジョブ管理ツールとは?
ジョブ管理は、バッチ処理などシステムが実行する個別の処理(=ジョブ)をスケジューリングしたり、その進捗や処理状況・結果を管理する仕組みを指します。
*2 EUCとは?
EUCは、企業などで情報システムを利用して現場部門やその従業員が、自らシステムやソフトウェアの開発・運用・管理に携わることを指します。
業務システム上の大容量のデータを多面的に活用するため、外付けの分析システムを実現するためにMTU Advanceを組み込んでいます。
ユーザー様が利用しやすいExcelのブックファイルや帳票用のPDFといった出力を得るために、他のベンダー様の製品(帳票作成ツール)を利用していますが、多くの場合これらの製品では入力形式としてCSVなどのテキストファイルを要求するため、そのファイルはユーザー様がご用意しなければなりませんでした。
分析に必要なデータ量が膨大である場合、DBからのデータ抽出に掛かる時間がボトルネックとなる事が多く、結果的に納得のいく鮮度の高い情報が得られなくなってしまいます。
MTU Advanceの抽出・加工処理における高速性能が、このボトルネックを取り除くのに大きな効果を発揮します。